インテル、名手の陰に“失望の歴史” 「期待を裏切った10番」5人を伊メディアが選出

10番を背負うマリオがウェストハムに移籍 過去に「失望に溢れた10番」とは…

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、「10番」を着けていたポルトガル代表MFジョアン・マリオを期限付き移籍でプレミアリーグのウェストハムへ放出。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、マリオをはじめとしたインテルにおける期待を裏切った「10番」を特集している。

「ロナウド、ロベルト・バッジョ、クラレンス・セードルフ、アドリアーノ、ウェスレイ・スナイデルのように素晴らしい10番がいた一方で、失望に溢れた10番も5人いる」

 過去の“負の歴史”を特集した記事で、筆頭とされたのがマリオだった。2016年の欧州選手権でポルトガル代表の大会初優勝に貢献し、大きな期待を背負ってインテルにやってきたが、1年半の在籍で真価を見られずに終わった。「ゴールはなく、5アシストしたが4つは最初の5試合でのもの」と、わずか数カ月で輝きが終わったと厳しく評価されている。

 2番手に挙げられたのは、現在はモナコでプレーするモンテネグロ代表FWステバン・ヨベティッチだ。「デビュー戦でのゴールはワールドクラスだったが、数週間で輝き終わるとその後はベンチでほとんどを過ごし、そしていなくなった」と、“一発屋”の称号を与えている。

 

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