メッシ&スアレスがアベック弾で今季計34得点 チーム総得点で上回るのは3チームのみ

ベティス戦でメッシとスアレスがともに2得点、5-0勝利に貢献

 バルサは「MSコンビ」でも圧倒的な決定力を発揮している。現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第20節ベティス対バルセロナは、敵地に乗り込んだバルサが後半の5得点で5-0と圧勝した。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレスの“MSコンビ”がともに2ゴールでアベック弾の活躍を披露。スペイン紙「マルカ」によると、今季二人が奪った合計ゴール数をチーム得点数で上回るのはわずか3クラブしかないと伝えている。

 熱狂的な応援で知られるベティスの本拠地ベニト・ビジャマリンも沈黙するしかなかった。前半こそスコアレスで推移したが後半14分、L・スアレスの絶妙なポストプレーからクロアチア代表MFイバン・ラキティッチが先制点を奪うと、同19分と35分にメッシ、同24分と44分にスアレスがゴールネットを揺らす。メッシの2点目は必殺のドリブルで相手マーカーを無力化し、スアレスの1点目は難易度の高いジャンピングボレーを叩き込むなど、ゴールゲッターとしての才能を見せつけた。

 この試合を終えた時点でメッシは19得点、L・スアレスは15得点。ピチーチ(リーガ得点王)争いを二人で繰り広げる状態だが、これだけの量産体制は他チームにとってひとたまりもない。

 

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