低迷するミランへ自ら売り込み!? アーセナルの快足FWが自身初のイタリア上陸か

リーグ戦で出番を失っているウォルコット、W杯メンバー入りへ出場機会を熱望

 ACミランは今季開幕前に200億円以上を投じて大補強を行いながら、リーグ戦11位と低迷している。来季予算計画でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)進出を大前提とするなかで、監督交代の大ナタを振ってもいまだ浮上のきっかけをつかめないが、アーセナルの快足FWが移籍加入を希望しているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは成績不振を理由にヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督を解任。クラブOBのジェンナーロ・ガットゥーゾが新監督に就くも、下位チームに敗れるなどチームは低空飛行を続けている。

 近年の低迷で輝かしき栄光は“過去のもの”と化しつつあるが、アーセナルのイングランド代表FWセオ・ウォルコットが売り込みをかけているという。時速34.78キロとも言われる快足を誇る28歳は、今季公式戦で4得点5アシストを挙げるも、リーグ戦ではスタメンから遠ざかり5試合の出場にとどまっている。

 ウォルコットは今年6月のロシア・ワールドカップでメンバー入りを果たすべく、出場機会を熱望。契約は2019年6月まで残っているが、記事によれば日本代表DF吉田麻也が所属する古巣のサウサンプトンやエバートン、ウェストハム、ニューカッスルなども興味を示しているようだ。

 果たして、希代のスピードスターは自身初となるイタリア上陸となるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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