香川、芸術ループ弾の勢い止まらず ブンデス公式「2017年ベストゴール」候補に選出

ハラーのバイシクルシュートやニャブリの“43.5m弾”などとともにノミネート

 ドイツ1部のブンデスリーガは、中断期に各クラブが冬季キャンプなどで調整し、12日からリーグ戦が再開する。リーグ公式YouTubeチャンネルは年明けの2日に「2017年トップ10ゴール」と題した動画を公開し、“年間最優秀ゴール”の投票を募っているが、ドルトムントMF香川真司が決めた芸術ループ弾がファンの間でも人気を博している。

 香川のゴールは2017年9月30日の第7節アウクスブルク戦(2-1)。今季リーグ戦2度目の先発出場となった背番号23は、1-1で迎えた前半23分にFWアンドリー・ヤルモレンコからの横パスをダイレクトで合わせてGKの頭上を抜く浮き球のシュートをゴール左隅に沈めた。この華麗な決勝弾はドイツ国内で「芸術作品」と絶賛され、ブンデスリーガの9月度「月間最優秀ゴール」にも選ばれた。

 香川の他にはフランクフルトFWセバスティアン・ハラーがシュツットガルト戦で決めたバイシクルシュートや、ホッフェンハイムFWセルジュ・ニャブリがRBライプツィヒ戦で突き刺した43.5メートルのロングシュート、バイエルンDFダビド・アルバがエリア外から沈めた直接FK、バイエルンDFヨシュア・キミッヒがフライブルク戦で見せたバックヒール弾など10ゴールが候補となっている。

 投稿の返信欄には1000を超えるコメントが寄せられ、香川やアルバ、ハラーが多くの票を集めている。世界のサッカーファンの脳裏にも香川の芸術ループ弾はまだ焼き付いているようだ。

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