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ベンゲル監督がドルトムントに敬意 タレントの“引き抜き”は行わない?
「監督交代でドルトムントが停滞するとは思わない」
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、ユルゲン・クロップ監督の退任発表に揺れるドルトムントからのタレントの引き抜きは行わない方針を明らかにしている。クラブの公式サイトが報じている。
ドルトムントは15日にクロップ監督の退任を発表。その去就問題が浮上する以前から主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルスら主力の移籍話が浮上していた。
記者会見でドルトムントの主力の移籍の可能性を質問されたベンゲル監督はドイツの名門への敬意を示している。
「すべてのクラブが正しい決断を下し、ドルトムントをリスペクトできるにかかっている。ドルトムントはかなりのビッグクラブだ。そして、(監督交代も)乗り切るだろう。そして、ベストプレイヤーをキープする力も持っている。彼らにはこれまでの成果と偉大な歴史がある。監督交代でドルトムントが停滞するとは思わない」
アーセナルも今季終了後にフンメルス、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、マルコ・ロイスをリストアップしていると地元メディアで報じられていたが、フランス人指揮官は、若き名将の退任の衝撃に揺れるドルトムントからタレントの引き抜きに動かない方針を明らかにした。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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