ルカク、イブラと次々離脱 モウリーニョ監督が“マンU野戦病院化”に悲嘆「巨大な問題」

サウサンプトン戦でルカクが頭部を強打し途中交代…今後2試合は欠場の見込み

 マンチェスター・ユナイテッドの最前線が“野戦病院”と化した。12月30日のプレミアリーグ第21節サウサンプトン戦(0-0)で、ベルギー代表FWロメル・ルカクが相手との競り合いで頭部を強打し、途中交代を余儀なくされた。さらに、元スウェーデン代表FWズラタン・イブライモビッチも膝の故障で1カ月欠場することが決まり、首位マンチェスター・シティを追いかけるチームは緊急事態を迎えている。

 サウサンプトン戦の前半9分、ルカクはオランダ代表DFヴェスレイ・フートと競り合いで激突。頭をぶつけてピッチに倒れ込んだ。治療を受けるも、4分後に酸素を吸引しながら担架で運び出され、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードと交代した。

 衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、「(ルカクの状態は)分からない。いつも悪いニュースはすぐに届くが、まだ来ていない。あのような形でピッチを去る際、ドクターは熟慮を必要としなかった。なぜなら問題があるからだ。今日だけではなく、次の2試合も欠場となるだろう。そこは間違いない」とルカクについて語ったという。

 ユナイテッドは1月1日にルカクが昨季まで所属したエバートン戦、5日にはFAカップ3回戦のダービー・カウンティ戦を控えるが、リーグ戦10得点を挙げている稼ぎ頭は欠場になる見込みのようだ。

 

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