激戦の「17年欧州トップスコアラー争い」 5人のFWに英紙注目、抜け出したのは…

二大スターに挑む独&仏リーグの点取り屋

 この二人とともに53ゴールで並んでいるのが、バイエルン・ミュンヘンでゴールを量産するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキと、パリ・サンジェルマン(PSG)のアタッカーであるウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニだ。

 昨季のブンデスリーガで、ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとの得点王争いに敗れて次点に終わったバイエルンのレバンドフスキは、今季になって数々の記録を樹立。9月にはバイエルンでのブンデスリーガ100試合出場で82ゴールという記録を達成し、ルディ・フェラーの72得点を大幅に塗り替えた。さらにロシアW杯欧州予選で1大会における史上最多16ゴールをマークし、ポーランド代表の歴代通算得点記録も更新。レバンドフスキは現地時間20日に行われたDFBポカール3回戦のドルトムント戦(2-1)で17年の全日程を終え、無得点に終わったため53ゴールのままとなっている。

 PSGのカバーニは主に右足でゴールを奪っているとのデータが出ているが、現在のリーグ・アンで驚異の得点力を発揮し、得点ランキングのトップに立っている。そして現地時間20日に行われたリーグ・アン第19節カーン戦(3-1)で1ゴール。今季18試合19得点としたカバーニは、17年の通算得点数を「54」に伸ばし、現時点で単独トップに躍り出ている。

 

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