【J1得点率ランキング】1位は意外にも… 得点王が上位ランクイン、MF最高位は?

 

得点した試合は“不敗”という男が1位に

 2位は今季得点王に輝いた川崎の小林だ。最終節のハットトリックでC大阪の杉本を追い抜き、逆転で個人タイトルを手にした。34試合23得点で得点率「0.676」。杉本と同じ出場試合数で1ゴール上回ったことが物を言った。今季キャプテンとして自身初の全試合に出場し、開幕2戦連続弾をはじめ、第17節から3試合で5得点、第23節から4戦連続弾、さらに第28節から再び4節連続弾と圧巻のパフォーマンスを見せた。

 栄えある1位は、最終節でワールドクラスの一撃を叩き込んだ元イングランド代表の北海道コンサドーレ札幌FWジェイ・ボスロイドだ。シーズン途中の7月に加入し、14試合10得点と結果を残した。得点率が「0.714」と唯一、0.700台に乗った。圧巻は第29節から2試合連続2得点、ラスト3戦連続得点と存在感を発揮。また、得点した7試合は不敗(6勝1分)とチームに大きく貢献した。今季ベスト助っ人と言っても、決して過言ではないだろう。

 なお、今季Jリーグに登録されたMFの選手で最高位は鹿島アントラーズのレアンドロ。第32節の浦和戦(1-0)で決勝点を挙げるなど勝負強さも兼ね備えたアタッカーは、23試合11得点と決定力を見せ、得点率「0.478」は全体で8位だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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