イグアインが左手骨折で修復手術 首位快走の古巣ナポリとの大一番は欠場か

今季13試合8ゴールのエース、6連覇中の王者ユベントスに痛手

 イタリア・セリエAを6連覇中の王者ユベントスに痛手だ。ユベントスは、エースストライカーのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、左手骨折の修復手術を受けたことを発表した。

 イグアインは26日に3-0で勝利したクロトーネ戦をベンチで90分間見守ったが、その左手には頑丈なテーピングがぐるぐる巻きにされていた。その時点でユベントスはイグアインの状況について発表していなかったが、週が明けて手術という事態になったことを明らかにしている。

 ユベントスは現在、首位ナポリから4差の勝ち点34で3位につけているが、12月1日の金曜日にはそのナポリとアウェーで直接対決を迎える。イグアインにとっては古巣対決になる大一番だが、欠場は避けられそうにない情勢だ。

 イグアインは今季、ゴール量産のアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの陰に隠れている感もあるが、13試合出場8ゴールの結果を残している。敗れれば勝ち点7差と水をあけられる正念場の一戦に向け、ユベントスは苦しい状況に陥ってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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