「頼りっぱなしというのはある」 槙野智章が明かす…全幅の信頼を寄せる二人の選手

一夜明けて反省の弁が口を突くも、「ポジティブな要素がたくさん見られた」と前を向く

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、10日の国際親善試合ブラジル戦(フランス・リール)で1-3と敗れた。選手たちは一定の手応えとともに、数多くの課題も口にしたが、そのなかでDF槙野智章(浦和レッズ)は「僕を動かしてくれた」という二人の選手の存在を明らかにしている。

 ブラジル戦ではFWネイマールにPKで先制され、CKの流れからDFマルセロに利き足とは逆の右で弾丸シュートを叩き込まれた。さらにFWガブリエル・ジェズスに追加点を奪われ、0-3で前半は終了。後半にMF井手口陽介のCKから槙野が頭で合わせて1点返したものの、1-3で敗れた。

 ゴールを決めた槙野は、福田正博、中村俊輔、大黒将志、玉田圭司に次ぎ、ブラジル戦で代表史上5人目の得点者となったが、試合から一夜明けて槙野が口にしたのは「ゴールこそ取れたけど、もっとやらなきゃいけないことも見えた」という反省の弁。だが一方で、手応えも掴んだという。

「ただ徐々に相手のスピード、試合の空気感や状況に慣れて、やろうとすることも後半はたしかに出た。いろいろな失敗があったけど、自分たちがどの立ち位置にいるのかという意味では、収穫があったと思う。ポジティブな要素がたくさん見られた」

 

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