「連敗は目新しいことでもなんでもない」

「あまり深く考えすぎない。好調だからといって、幸福感もなければ、不調だからと言って、落ち込みすぎることはない。私は常に中庸だ。それが選手として学んだことだ。自分と選手の考えは同じだ。負けた2試合については不満だが、我々の目標は変わらないんだ。連敗はフットボールの世界では起こる。目新しいことでもなんでもない。昨年にもあったけれど、偉大なことを成し遂げられた。それを再現したい」

　連敗後、フロレンティーノ・ペレス会長がロッカールームで怒鳴り散らしたとも報じられるレアル。それでもジダン監督は目先の勝敗に左右されずに、超然とした態度を示していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images