なぜ香川の同僚オーバメヤンは得点を量産できるのか ブンデス公式が得点王を動画分析

昨季ブンデス得点王に輝いたオーバメヤン、ブンデス公式が「ゴールの秘訣」を解説

 MF香川真司が所属するドイツ1部ドルトムントには絶対的なエースFWピエール=エメリク・オーバメヤンが君臨する。昨季自身初のブンデスリーガ得点王に輝くなど脂の乗ったストライカーに世界のビッグクラブも注目を寄せているが、彼はなぜゴールを量産できるのか。ブンデス公式YouTubeチャンネルは「オーバメヤン分析―彼はどのようにゴールしているのか」とのタイトルで分析動画を公開している。

 今季でドルトムント在籍5年目を迎えるガボン代表のオーバメヤンは、187センチの身長ながら韋駄天を売りにする快速FWだ。昨季チームは3位もオーバメヤンはリーグ戦31ゴール(うち2PK)をマーク。圧倒的な強さでリーグ5連覇を成し遂げたバイエルンのエースFWロベルト・レバンドフスキ(30ゴール/うち5PK)を1ゴール差で上回り、自身初のブンデスリーガ得点王を獲得した。

 今季もリーグ10試合を終えて、オーバメヤンはレバンドフスキと並ぶ10ゴールで得点ランク1位タイと好調をキープ。そんな快速FWをブンデス公式が特集し、動画でゴールの秘訣を解説している。

 まず取り上げられたのは、今季第4節の本拠地ケルン戦(5-0)だ。後半15分、右サイドから崩しにかかるドルトムントは、DFの背後にスルーパスを通す。この瞬間、中央にいたオーバメヤンは相手DFにマークされていたが、やや視界から外れる動きをすると一気に加速。最後はファーサイドでフリーとなり難なく流し込んだ。動画では「オーバはDFの視界からこっそり抜け、背後で完璧なボールの呼び込みをし、ファーサイドに全力疾走。あとはボールに触るだけだった」と称賛され、「これがストライカーの特性の一つ」と言及されている。

 

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