瀬戸際でJ2降格回避の新潟、絶体絶命から“奇跡の残留”の5大条件とは?

磐田戦で引き分け、辛うじてJ2降格を回避 数字上は残留の可能性を残すが…

 J1アルビレックス新潟は21日のリーグ第30節、敵地ジュビロ磐田戦で2-2と引き分け、今節でのJ2降格は辛うじて免れた。いまだ“奇跡の残留”の可能性は数字上残っているものの、そのハードは極めて高い。

 18チーム中3チームがJ2降格となるなか、第30節を終えて残り4試合の順位は次の通りだ。残留圏の15位ヴァンフォーレ甲府は勝ち点28(得失点差-15)。降格圏の16位サンフレッチェ広島が勝ち点27(得失点差-17)、17位大宮アルディージャが勝ち点24(得失点差-23)、最下位アルビレックス新潟が勝ち点16(得失点差-36)となっている。

 新潟が奇跡の残留を実現するには、様々な条件のクリアが不可欠だ。残り4試合で15位甲府、16位広島、17位大宮の結果に左右される。

(条件1)新潟が4連勝
(条件2)甲府が4連敗
(条件3)大宮の獲得勝ち点4以下
(条件4)広島が獲得勝ち点1以下
(条件5)甲府、広島、大宮の各チームより得失点差で上回る(最低でも得失点差21以上の逆転)

 新潟はリーグ最終盤でサガン鳥栖、甲府、清水エスパルス、セレッソ大阪と対戦する。かつて新潟はJ2に在籍していたが、“降格”となればクラブ史上初。上記の条件を満たせない場合はそれが現実のものとなる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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