シャビがネイマールのPSG移籍に理解　自身もかつてマンUから接触があったと明かす

　ブラジル代表FWネイマールは、今夏の移籍市場でバルセロナからパリ・サンジェルマン（PSG）へ衝撃の移籍を果たした。元チームメイトのMFシャビ・エルナンデス（アル・サッド）は、ブラジルの至宝がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの結婚式の場で移籍を発表していたと明かしている。英公共放送「BBC」が報じた。

　メッシは今年6月30日に、母国アルゼンチンでアントネラ・ロクソさんと挙式を挙げた。同じくバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケも「（リオネル・）メッシの結婚式の時から、ネイマールは移籍するという考えを持っていた」と明かしていたが、バルサのレジェンドもそれを裏付けるコメントを残している。

「彼はメッシの結婚式で、クラブを変えたいと言ったんだ。『なぜ？』と訊いたら、バルセロナでは満足できない。ヨーロッパでの新しい経験をするためにPSGに行きたいと言った。そして本当に移籍した。これは彼の決断で、尊重しなければいけない」

　シャビはこう語っている。自身も過去にマンチェスター・ユナイテッドから接触があったことを明かした上で、「ここ（バルセロナ）が私のクラブだから残ることを決めた」と話している。カンテラ育ちのシャビとは、立場やクラブに対する考え方が異なるネイマールの決断には理解を示している。

　PSGへ渡ったネイマールは、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニやフランス代表FWキリアン・ムバッペとともに、バルサ時代と同様に3トップのレギュラーとして君臨している。シャビは「ネイマールとキリアン・ムバッペがいるPSGは、今季チャンピオンズリーグで優勝できる大きなチャンスがあると思う」と、元同僚の成功に太鼓判を押していた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images