CL痛恨ドローのドルトムント バー直撃弾の香川も「能力発揮されず」と独紙で低調な評価

敵地で格下アポエルに1-1 香川は今季初のフル出場も及第点以下の採点

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、現地時間17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ第3節アポエル(キプロス)戦(1-1)で、今季初めてフル出場した。クロスバー直撃の惜しいシュートを放つなどゴールに迫る動きを見せたが、現地メディアでの評価は伸びず、「狭いスペースを貫く能力は発揮されなかった」と厳しい指摘を受けている。

 ドルトムントは引いて守るアポエル相手に苦戦。後半14分にDFエメル・トプラクが負傷交代した直後の同17分、守護神GKロマン・ビュルキがバックパスの処理を誤り、自陣深くで相手にプレゼントボールを献上。MFロレンゾ・エベチリオのシュートはセーブするも、こぼれ球を拾った途中出場のFWマイケル・ポテに押し込まれて失点した。

 CL開幕2連敗中でこれ以上の敗戦は許されないドルトムントは同22分、左サイドからのCKをMFマリオ・ゲッツェがショートコーナーで香川へ。そこからDFマルセル・シュメルツァー、再びゲッツェとつないで浮き球のクロスを送ると、DFソクラティス・パパスタソプーロスが頭で合わせて同点に追いついた。

 同24分にはビュルキのスローを受けたカ香川がドリブルで持ち込んでミドルシュートを放ったが、GKがわずかに触り、クロスバーに直撃してゴールにはならなかった。

 

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