CL痛恨ドローのドルトムント バー直撃弾の香川も「能力発揮されず」と独紙で低調な評価

チームワーストは失点招いた守護神とエース

 ドルトムントは結局、追加点を奪うことができずにドロー決着となった。3試合を終えて獲得した勝ち点はわずか「1」で、トットナムとレアル・マドリード(いずれも勝ち点7)を追いかける上で痛すぎる結果に終わっている。

 ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」紙による選手採点は、チーム全体に厳しい評価が下されている。得点に絡んだ香川だが、前半11分に訪れたエリア内でのチャンスはシュートがクロスバーの上へ外れ、ミドルシュートもバーを叩くなどゴールを生み出すことはできず。1点が最高評価というなかで、ワースト5位タイの4点が付けられ、寸評では「狭いスペースを貫く能力は発揮されなかった」と持ち味を発揮できなかった点を指摘されている。

 チームワースト評価は、パスミスで失点を招いた守護神GKビュルキと持ち前のスピードを披露する場面のなかったFWピエール=エメリク・オーバメヤンの2人で5点。トプラクと、代わって途中出場したDFジェレミー・トルヤンの2人が4.5点、香川ら6選手が4点と全体的に低い評価。貴重な同点弾のソクラティスが3点でチームトップだった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング