インテル長友、“ミラノダービー”勝利に貢献も及第点下回る 伊メディア「入りは良かったが…」

ミランとの大一番にフル出場も「後半彼のサイドが狙われた」

 インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間15日に行われた伝統の“ミラノダービー”ACミラン戦にフル出場。チームは現地メディアの採点記事に「ダービーネーター」と命名されたFWマウロ・イカルディのハットトリックの活躍もあり3-2で勝利したが、2失点の最終ラインとあり及第点を下回る厳しい評価となった。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、イカルディに「9点」の超高評価を与えて「ダービーネーター」と命名。全体に攻撃陣が高く評価されるなかで、長友には「6点」の評価が与えられた。

「前半はボリーニの使いたいスペースを上手く埋め、カウンターの場面での1回しか仕事をさせなかった。ボールを持つと単調にイカルディに向けてボールを蹴るプレーだった。後半に入るとミランの攻勢を受け、彼のサイドが狙われた」

 ミランは前半、右アウトサイドのMFボリーニを使う攻撃を仕掛けようとしたが、長友がうまくスペースを埋めていたと評価されている。一方で、後半に入ってミランがメンバーチェンジをするとFWスソが長友のサイドに流れ始め、スソを起点にした攻撃で2失点を喫した。決定的な形で長友が失点に絡んだわけではないが、狙い撃ちにされたことはマイナス材料と評価されている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング