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モウリーニョ監督、サウサンプトン戦のドローに「2通りの見解がある」
ジャッジに不満も2位との勝ち点差を6に広げる
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、ドローで終えたサウサンプトン戦後、ホームで勝ち切れなかったことを反省しつつも、2位マンチェスター・シティとの差を勝ち点6としたことに対する満足感を示した。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを掲載している。
チェルシーは15日、プレミアリーグ第29節でサウサンプトンと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。
リーグ首位を走るチェルシーだが、欧州チャンピオンズリーグ1回戦ではパリ・サンジェルマン相手に競り負け、予期せぬ早期敗退を喫した。
悪い流れを断ち切る上で重要な一戦となったが、相手は今季好調を維持するサウサンプトン。モウリーニョ監督にとって正念場となった試合は、最低限の結果を得るに留まった。
「この試合には2通りの見解がある。PKについても同じだ。スカイTVはそれがPKだったと言った。BBCやラジオはそれがPKでなかったと言った。記者会見でもPKではないと言われていると思う」
モウリーニョ監督は「重要なのはレフェリーの見解であるから私の考えは重要ではない」と前置きをしつつも、PKを与えた場面でのジャッジに不満を漏らしていた。しかし、結果的に2位との差を広げられたことに関しては一定の満足感を示した。
「サウサンプトン相手にホームでドローは良い結果ではないだろう。だが、異なる見方をしてみよう。今の我々は残り試合が2位よりも1試合少なく6ポイント差をつけているわけだ」
マンチェスター・Cよりも1試合多く残しているチェルシーは、その分の勝利を積み上げた場合に勝ち点差9をつけることができる。欧州CL敗退では悔しい結果となったが、「スペシャル・ワン」はリーグ制覇に向けて虎視眈々とその歩を進めている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images