肋骨骨折で長期離脱のアグエロ、完全な被害者と判明 乗車タクシーが電柱衝突の事故

オフをオランダで過ごしたアグエロが車両事故 アルゼンチンメディア「全治3か月」

 マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、オランダ首都アムステルダムで車両事故により肋骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされる形となった。今季公式戦8試合7ゴールと絶好調のストライカーは、乗車中のタクシーが電柱に激突するという完全な被害者だったことが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 映像は事故の衝撃を物語っていた。中央分離帯の電柱に激突した黒いタクシーの前面部分はぐちゃりと潰れ、左ライトは消えていた。後部扉が開き、タクシーは交通標識をなぎ倒したのか、下敷きにしていた。

 オランダ警察当局によると、二人が負傷し、病院に搬送されたという。そして、シティは声明を発表した。

「シティのフォワードはオフにオランダに行き、そこで負傷した。彼は今朝マンチェスターに戻り、チェルシーとの土曜日のリーグ戦を前に状況をチェックすることになる」

 アグエロは事故直前にコロンビア人の人気歌手マルマとの2ショット写真を掲載している。アムステルダムでマルマのコンサートを鑑賞し、マンチェスターに戻るための空港に向かう途中に事故に遭遇したものと見られている。

 アグエロの母国、アルゼンチンメディアは「全治3ヶ月」と報道。ワールドカップ南米予選を戦うアルゼンチンとシティにとっては悪夢の事態となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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