柴崎の負傷離脱にヘタフェサポーターが悲鳴 「悪い知らせ」「最高の希望だったのに」

バルサ戦の一撃がリーガ選出「第4節ベストゴール」に輝くも…足を負傷して途中交代

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳はリーガ・エスパニョーラ第4節の本拠地バルセロナ戦、左足の鮮やかなボレーシュートでリーガ初得点をマークしたが、相手に足を踏まれるアクシデントで途中交代。アンヘル・トーレス会長が1カ月半の離脱と明らかにしているが、ヘタフェサポーターからは「我々の最高の希望だったのに」と悲鳴が上がっている。

 0-0で迎えた前半39分、MFマルケル・ベルガラが頭で落とした浮き球に反応した柴崎は迷うことなく左足を一閃。強烈なシュートがゴールに突き刺さった。ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも為す術がなかった一撃は、リーガ・エスパニョーラ選出の「第4節ベストゴール」に堂々と輝いた。

 バルサ戦で柴崎は後半途中に負傷交代を余儀なくされた。スペイン紙「マルカ」は「シバサキは1カ月半離脱に」と特集し、トーレス会長は「ガク・シバサキは(足を踏んだ)バルサの選手によって1カ半の離脱になる」と怒りのコメントを紹介している。

 スペイン最大のスポーツ紙が伝えた悲報に、ヘタフェサポーターは悲鳴を上げている。「悪い知らせだ」「残念だ。我々の最高の希望だったのに」と背番号10の離脱を嘆いている。

 昨季2部テネリフェでスペインに上陸した柴崎。バルサ戦のボレー弾の衝撃とともに現地サポーターの心は鷲掴みにしているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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