レアル、次代の守護神獲得へ デ・ヘアからビルバオのスペイン代表GKに方向転換か

ペレス会長はデ・ヘア獲得に執念も、ジダン監督のナバスへの信頼度は揺らがず

 レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスへの信頼の高さから、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア争奪戦から撤退。代わりにアスレチック・ビルバオの若き逸材を次代の守護神として獲得に動き出したことが明らかになった。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 今オフにベティスからU-21スペイン代表MFダニ・セバジョス、アトレチコ・マドリードからU-21フランス代表DFテオ・エルナンデスを獲得するなど、UEFAチャンピオンズリーグを2年連続で制覇している名門は次なる布石も着々と打っている。

 スペイン代表MFマルコス・アセンシオが若きエース候補に浮上する中、来季の補強の目玉が急浮上した。アスレチック・ビルバオの22歳、GKケパ・アリサバラガだ。スペイン代表のフレン・ロペテギ監督からA代表メンバーに召集される新進気鋭の守護神は今季終了後に契約満了。ビルバオとの契約延長に応じなければ、レアルは移籍金ゼロで獲得できることになる。

 レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はユナイテッドの正守護神デ・ヘア獲得に執念を燃やしていた。2015年夏の移籍市場最終日にはナバスとのトレードでクラブ間合意に達したが、登録ミスで破断になった経緯もあった。

 

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