バルサ戦でスーパーゴールのヘタフェ柴崎 左足負傷で途中交代もファンが万雷の拍手

柴崎は4-2-3-1のトップ下で先発、前半39分に左足ダイレクトボレーでゴール

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳がリーガ・エスパニョーラ1部初ゴールを、バルセロナ相手にスーペルゴラッソで奪い取った。リーガ・エスパニョーラ第4節の本拠地バルセロナ戦に先発出場し、前半39分に左足ダイレクトボレーで先制点を叩き込んだ。後半開始早々に負傷交代し、試合も1-2と逆転負けも、柴崎は特大のインパクトを残した。

 バルサはFWメッシ、ルイス・スアレス、MFイニエスタら主力を並べると同時に、新加入FWデンベレもスタメンで起用。一方のヘタフェは背番号10の柴崎をトップ下に配置した4-2-3-1システムでキックオフを迎えた。

 柴崎は前半15分にショートカウンターから左サイドに流れ、左足でラストパスを送ると、DFジェラール・ピケに当たり、あわやオウンゴールという場面を創出。これにはバルセロナのクラブ公式ツイッターも「ヘタフェがシバサキのクロスからジェラール・ピケのディフレクションでゴールに近づいた」と記すほどの決定機だった。

 勢いに乗る柴崎は、同39分にゴラッソを叩き込む。MFマルケルが空中戦を競り合った高い弾道のボールを、効き足ではない左足ダイレクトで一閃。鋭い弾道を描いたボールはバルサGKテア=シュテーゲンの守るゴールマウスを打ち破った。

 

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