イタリア撃破の立役者、スペイン代表MFイスコが敵国メディアに語った両国の差とは?

芸術的FKと鮮やかなミドルシュートで2ゴールを決めたMFイスコ

 来年のロシア・ワールドカップ本大会出場を懸け大一番となった欧州予選スペイン対イタリアは、ホームのスペインが3-0と完勝した。前半に2ゴールと勝利の立役者になったスペイン代表MFイスコ(レアル・マドリード)は、試合後のイタリア国営放送「RAI」のインタビューに、この一戦における両チームの差を語った。

 イスコは「僕たちは、この素晴らしい夜を生み出すことに成功したね」と上機嫌で切り出した。レアルの本拠地でもあるサンチャゴ・ベルナベウで前半13分に壁の上を越えて落とす芸術的なフリーキックで先制点を奪うと、同40分には左足の鮮やかなミドルシュートを突き刺した。守備能力では世界最高峰のイタリアから2ゴールを奪い、前半のうちに試合の行方を大きく決定づけた。

 その差を生んだ要因について、イスコは相手国のメディアに言葉を選びつつもこう語った。

「イタリアは僕たちを相手に危険性を生み出せなかったと思う。イタリアには素晴らしい選手たちが揃っているにも関わらず、ね。考えるに、両チームの間にあった差はこの試合への心構えの部分だと思う。僕らは、より良い精神状態でこのゲームに臨むことができていたと感じる」

 

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