イラン戦ドローの韓国はW杯出場失敗も… 予選A組は最終戦で4カ国がロシア行き争う大混戦

韓国は本拠地イラン戦で0-0ドロー グループAの6カ国でカタールだけ敗退決定

 日本代表が31日のオーストラリア戦に2-0で勝利し、アジア最終予選グループBの首位を確定させ、6大会連続6回目のワールドカップ(W杯)出場を決めた一方、グループAは超の付く大混戦で9月5日の最終予選最終戦を迎えることになった。

 最終予選10試合のうち9試合目の状況で、グループ2位の韓国はすでに本大会出場を決めているイランを本拠地に迎え、0-0の引き分けに終わった。韓国と2位の座を争っていたウズベキスタンは、最下位の中国に0-1で敗戦。さらに4位シリアがカタールに3-1で快勝し、本大会へ自動出場権を手にできる2位とプレーオフ進出の3位を巡る状況は複雑化した。

 現時点での順位は、2位が韓国(勝ち点14)、3位がシリア(同12)、4位がウズベキスタン(同12)、5位に中国(同9)と続く。この日を終えて勝ち点7で2022年ワールドカップ主催国カタールの敗退だけが決定している。

 そして最終戦の対戦カードは、4位ウズベキスタンが本拠地で2位韓国を迎える直接対決が組まれている。ここで勝利すれば文句なしに2位が決まる韓国だが、敵地でウズベキスタンと引き分けた場合には混迷の事態を迎える。シリアがすでに出場を決めているイラン相手に勝利した場合、勝ち点では並ぶものの得失点差で逆転されることになる。その場合、シリアが2位、韓国が3位という結果になり、韓国はアジア最終予選B組3位相手のプレーオフに回ることになる。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング