「英雄になりたい」 韓国代表FWソン・フンミン、W杯出場権獲得へ“エースの誓い”

6月のカタール戦で右腕骨折も、驚異の回復力で代表招集へ

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選はグループA、Bともに混戦のまま大詰めを迎えている。現在グループAで2位ながら、プレーオフに回る3位、出場圏外となる4位転落の可能性も残っている韓国代表は、31日にイラン戦、9月5日にウズベキスタン戦と難敵との連戦を残している。この状況にエースFWソン・フンミン(トッテナム)は、「英雄になりたい」と自らのゴールでW杯出場権を勝ち獲りたいと語った。AFC公式サイトが報じている。

 韓国代表は6月に行われた敵地カタール戦で2-3と敗北。チームを率いたウリ・シュティーリケ監督の解任とともに激震が走ったのがエースの負傷だった。前半途中に右腕を骨折して途中交代を余儀なくされ、予選ラスト2試合の出場は厳しい状況と目されていたが、驚異の回復力を見せて代表招集にこぎつけた。

 ホーム最終戦の相手は、すでにW杯出場を決めているイラン。しかし、今予選のアウェーでは0-1の敗戦を喫しており、決して油断できる相手ではない。だからこそ、ソン・フンミンも大一番に向けて決意を新たにしている。

「僕は英雄になりたい。もちろん、これはキャリアの夢だからね。僕はアウェーでのシリア戦と中国戦でプレーしていなかった。アウェーではホームの時のように自信を持ってプレーをしていないし、そこが問題点となった」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング