希代のプレーメーカー小野伸二が指名! 日本代表に「新たな刺激を注入する選手」とは?

日本の前に立ちはだかる「やっかいな存在」に、元同僚ストライカーの名前を挙げる

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、31日にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に臨むが、北海道コンサドーレ札幌に所属する元日本代表MF小野伸二は、かつて自身がオーストラリアのクラブに所属していた経験から要注意人物に触れるとともに、日本代表に「新たな刺激を注入する選手」を名指ししている。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

 小野は2012年9月から14年5月までウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)に所属し、リーグ戦47試合9得点の結果を残すなど2シーズンにわたってプレーした。また日本代表の一員としてオーストラリア代表とも対戦しており、06年ドイツW杯では悪夢も見ている。前半26分に中村俊輔のゴールで先制するなか、小野は後半34分から出場。しかし、後半39分から悪夢の3失点を喫し、1-3で敗れた。

 オーストラリアとは少なからず関係の深い小野だが、「オーストラリアは日本に対してライバル意識を持っているので、日本にとって簡単な試合にはならないと思う」と分析。さらに敵国のキーマンとして元同僚アタッカーの名前を挙げ、「元チームメイトのトミ・ユリッチが日本守備陣にとって厄介な存在になる」と指摘している。

 小野と13-14シーズンにWSWで共闘した26歳のFWユリッチは189センチの長身ストライカーで、現在はスイス1部FCルツェルンに所属。13年7月の東アジアカップ日本戦で代表初ゴールもマークし、15年アジアカップ優勝にも貢献した男が、日本の前に立ちはだかると小野は考えているようだ。

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