コンディションの良さを強調するインテル長友 「常に頭にあった」代表戦へ気合十分

レスター岡崎の活躍にも「刺激をもらった」

 フィオレンティーナのステファノ・ピオリ監督は、昨季インテルを率いていただけに、その戦術的な特徴を選手たちも熟知していたようだ。本拠地サン・シーロに名門復活を期待する5万人以上の観衆が詰めかけるなか、長友は新監督からの信頼を実感したという。

「プレシーズンマッチも相当いいサッカーをしていた。バイエルン、チェルシー相手にいいサッカーをして勝っていた。監督も評価しているということを、メディアで語ってくれている。今日の試合も先発で使ってくれる。そこは一定の評価を感じる。貢献したい気持ちがある」

 昨季は不安定な守備によって、チームの失点に関与するシーンが目立っていた長友だが、今季初戦では確かな手応えを得ているようだ。そして26日の次節ローマ戦後には、W杯出場権獲得を懸けた日本代表の2連戦が待っている。

「プレシーズンマッチもほぼスタメンで出た。コンディション的にはすごく良かった。今日も出ればコンディションは良いし、やれるなという気持ちは、自分の中でもあった。代表はオフの時から常に頭にあった。離れない」

 開幕2戦連続ゴールを決めたレスターFW岡崎慎司の活躍にも「刺激をもらった」と語る長友。「これから厳しい戦いが始まる。自分さえコンディションを上げていければ、しっかりと練習していれば、最終的には(先発で)残れると思います」と語る表情には充実感が漂っていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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