コンディションの良さを強調するインテル長友 「常に頭にあった」代表戦へ気合十分

スパレッティ監督からの高評価に感謝 「貢献したい気持ちがある」

 インテルの日本代表DF長友佑都が、リーグ開幕戦の本拠地フィオレンティーナ戦に先発出場を果たした。前半6分にFWマウロ・イカルディの先制PKを誘発するパスを供給するなどの活躍を見せた長友は、戦力外や先発落ちの可能性を報じられながらも、スタメンで起用したルチアーノ・スパレッティ監督からの信頼に感謝。8月31日に控えるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦を控える日本代表への情熱を高ぶらせていた。試合はインテルが3-0で勝利している。

 今季開幕までインテルでのキャリアが危ぶまれることもあった長友だが、不死鳥のように蘇った。チームはニースからブラジル人DFダウベルトを獲得したが、スパレッティ監督が先発で起用したのは長友だった。

 そして前半6分、早速見せ場が訪れる。最終ラインでボールを受けた長友は、ドリブルで相手をかわす。そして、ハーフウェーライン付近から右足で前線にフィード。これを胸トラップで受けたイカルディが相手に倒されてPKを獲得した。これを自ら決めて、チームに今季初ゴールが生まれた。

「イカルディも何回も裏(のスペース)に走って、僕もボールを出していた。相手はプレッシャーに来ていた。(フィオレンティーナを率いる)ピオリ監督はプレッシャーに来るということを、僕らも知っていた。逆にイカルディとは、裏を狙っていこうというところで連携が取れていた。3回ぐらいそういう場面はありましたね」

 

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