パルマが警備員を雇う資金も不足 無観客試合で対応か!?

1ユーロで売却

 経営危機に陥っているセリエAのパルマが、22日の本拠地ウディネーゼ戦に関して前代未聞の開催危機に直面していることが分かった。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が、試合当日のスタジアムの警備員を雇うための資金が不足していると報じた。

 さらに、リーグ戦ホーム開催の運営費不足によってウディネーゼ戦を無観客試合にして経費を削減する可能性があるという。イタリアテレビ局「メディアセット」が、この異常事態を報じた。

 パルマは、すでにオーナーが1ユーロ(135円)で所有権を売却し、政府への納税にも応じられず、破算危機にひんしている。元イタリア 代表FWアントニオ・カッサーノや、DFフェリペは未払いを理由に契約を解除されており、1月の移籍市場では人件費を軽減するために主力を次々に放出するファイヤーセールを敢行した。

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