リバプールが吉田の相棒に再アタック! 移籍成立ならDF史上最高額86億円と英紙予想

一度はリーグの調査が入り膠着状態も、ファン・ダイクの移籍志願で再び動き

 サウサンプトンで日本代表DF吉田麻也と同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがクラブに移籍を志願し、その旨の声明を発表した。これを受け、一度はトーンダウンしていたリバプールが、獲得へ再アタックに出ている。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。

 リバプールにとってファン・ダイクは今夏、悲願のターゲットだった。しかし、今年6月にはサウサンプトン側に許可なく接触したことが発覚。サウサンプトンが激怒し、リーグの調査が入る事態へと発展していた。こうした騒動から移籍話は膠着状態となっていたが、ファン・ダイクが正式に移籍をリクエストしたことで再アタックをかける流れになったという。

 記事によれば、リバプールが支払う移籍金は6000万ポンド(約86億円)。実現すれば今夏にフランス1部モナコからマンチェスター・シティに移籍したフランス代表DFバンジャマン・メンディの5200万ポンド(約75億円)を抜き、DFとしては歴代最高額となる。

 26歳のファン・ダイクは、2015年にスコットランドの名門セルティックから加入。昨季は吉田もセンターバックでコンビを組み、最終ラインに堅牢な守備ブロックを築いた。後半戦は足首の負傷で戦線離脱したが、プレミアリーグのビッグクラブがこぞって狙っていると噂されていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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