代表初陣の洗礼「やられてしまう」 地元でデビュー飾った26歳DFの現在地…誓う飛躍「課題から逃げずに」

ベネズエラ戦で代表初先発となった中野就斗
手応えを感じ、課題も残す代表デビュー戦となった。26歳のDF中野就斗は9月28日、エディオンピースウイング広島で行われたベネズエラ代表戦で先発起用されると、後半26分までプレー。アグレッシブに前へ仕掛け、MF佐藤龍之介と好連係を見せる場面もあった一方で、守備面では相手に突破を許して失点にも絡んだ。
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試合前の国歌斉唱の際には「日本代表になったか」と感慨もあったという中野は、佐藤との連係について、「多くコミュニケーションを取って、相手の出方によってどういうプレーをしていくか、考えながらやったので、良いプレーもできたのかなと思います」と、手応えも口にした。
一方で、DFルイス・バルボに突破されて失点につながったプレーについて「失点してしまった部分は、自分の強さでもあるけれど、国際舞台ではやられてしまうので、そういうところも突き詰めていかないといけない」と反省しつつ、「こういう舞台に立ったからこそ得られたことなので、マイナスになりすぎず、プラスに考えて、もっともっと成長していきたい」と、国際Aマッチの基準を体感し、自身に刻めたことを前向きに捉えた。
前日練習後から、得点やアシストといった結果へのこだわりを語っており、失点後も高いポジションを取ってゴールを狙った。MF相馬勇紀からのパスを得てシュートチャンスも得たが、相手にブロックされて頭を抱える場面もあった。「狙っている部分であったから、決め切りたかった」と、悔しさもにじませた。
地元のサンフレッチェ広島の選手ということもあり、メンバー発表の際から一際大きな歓声を浴びた。「本当に『ありがとうございます』という一言ですし、その歓声を胸にもっともっと自分は成長していかないといけないと思いました」とあらためて飛躍を誓った。
残り2試合となった今回の活動には「代表メンバーにクオリティの低い選手はいない。そういう意味で今しか得られないこの時間をもっともっと大事にしたい。本当にあっという間」と実感する。、「この時間を無駄にせず、良いものを得て広島に還元できるようにしたい。自分のサッカー人生、エリート街道ではなかったし、努力をし続けたことで今があると思うので、今日出た課題にも向き合って、そこから逃げずにこれからも成長していければいいなと思います」と前を向いた。
(河合 拓 / Taku Kawai)


















