大型補強のミラン 独王者バイエルンから19歳新鋭獲得か 移籍金52億円の4年契約と仏紙

サンチェスは昨夏ベンフィカからバイエルンに移籍、スタメン出場は9回にとどまる

 バイエルン・ミュンヘンでプレーする19歳のポルトガル代表MFレナト・サンチェスに大型補強を続けるACミラン移籍の可能性が浮上した。仏紙「レキップ」が報じている。

 サンチェスは昨夏、ベンフィカから移籍金3500万ユーロ(約46億円)でバイエルンへと大きくステップアップ。2016年欧州選手権の優勝メンバーで、クラブ史上初のポルトガル人選手として大きな期待を集めた。

 とはいえ、そこはタレント軍団のバイエルン。世代屈指の逸材とされるサンチェスでも出場はリーグ戦17試合、UEFAチャンピオンズリーグ6試合、DFBポカール2試合の計25試合にとどまり、スタメンのチャンスはわずか9回と厚い選手層の壁にぶち当たった。

 今夏の移籍が囁かれていたなかで、新天地に浮上したのがイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやサンチェスと同胞のFWアンドレ・シウバら大型補強を進めるミランだ。記事によれば、サンチェスは移籍金4000万ユーロ(約52億円)の4年契約での移籍に近づいているとされている。

バイエルンは来月18日に20歳を迎える成長株を手放すのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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