敗戦なら「今シーズン終わり」 劇的弾→最下位回避も…いまだ未勝利「首の皮一枚つながった」

東京VのDF林尚輝が終了間際に同点弾
2試合ぶりに先発出場したDF林尚輝が、東京ヴェルディを救った。最下位のジェフユナイテッド市原・千葉をホームに迎えた9月13日の第7節、後半アディショナルタイム2分まで0-1でビハインドだった東京Vは、林がこの試合チーム9本目のCKからゴールをこじ開けて、辛くも1-1に追い付いた。
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第5節の神戸戦(0-2)で途中交代していた林は、前節のC大阪戦(0-0)も欠場。1週間トレーニングをして試合に行けると判断し、ピッチに立った。「とりあえず90分できたことは良かったです」と安堵したが、「2試合ぶりの出場だったこと、グラウンドのコンディションもあって、前半はバタバタしてしまったのは反省点です。守備は自分たちらしく前から行くところができていたし、攻撃のチャンスも増えてきているので、最後決めきるところが重要になってくると思う。失点シーンは自分たちの一瞬の隙ができたところで失点してしまったので、スタッツを見ても今日は負けるゲームではなかったと思うので、こういう試合でしっかり勝てるようにしないといけないとすごく反省しています」と、笑顔はなかった。
この試合に0-1のまま負けていれば、東京Vは千葉に抜かれて最下位に転落していた。土壇場のゴールでチームを救う形になった林は、「この試合に負けてしまうと、本当に今シーズン終わりといってもおかしくない雰囲気になっていたと思いますし、何を信じてやっていけばいいのかとなる可能性があった」と言い、「最後まで意地でも絶対に引き分け、できれば勝ちたいという思いでやり続けていました。最後にああいう形でしたけれど、得点できたのは良かったかなと。ただ、誰も引き分けを求めていませんし、特に今回の相手で言えば、内容を含めて勝たなければいけない試合だったので、本当に引き分けだったのは首の皮一枚つながったのかなという感覚です」と、内容で相手を上回りながらも、今季初勝利を挙げられなかったことを繰り返し反省した。
結果こそ出ていない東京Vだが、城福浩監督が「これを続けていくしかない」と強調したように、内容自体は改善し、チームも力を付けてきている。林も開幕直後を振り返り、「自分たちらしくアグレッシブに行く守備が失われた期間」があったと認め、「立て直しているなかで、攻撃を含めて良いプレーが増えてきたと思います。今、自分たちのスタイルをやるスタートラインに立てたと思うので、これを信じて続けていくべきですし、質を一つずつ上げて確かなものにして、数字に表れるようになれば、結果を手繰り寄せられると思う」と、指揮官に同調した。
次節、中断前の最後の試合となる19日の第8節では浦和レッズと対戦する。順位を上げるためにはもちろん、自分たちの感じている手応えを自信に変えるためにも、重要な一戦となる。





















