またも怪我人が…… インザーギ監督、負傷者続出のチーム状況を嘆く

エンポリ戦でまたも主力に負傷者が出てしまったミラン

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が15日のエンポリ戦で1-1に終わった後、故障者続出のチーム状況を嘆いた。

「故障した選手たちを回復させなければならない。アレックスは鼻を折った。ボナヴェントゥーラも負傷してしまった」

 試合後の記者会見で指揮官はこう語った。

 前半8分に元ブラジル代表DFアレックスが相手に顔面を蹴られて鼻骨骨折。交代枠を使い切った後、DFガブリエル・パレッタも左太もも裏を痛めてピッチから退いた。また、前半40分のFWマッティア・デストロの先制点をアシストしたイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラも故障を抱えてしまったという。膝に負傷を抱えていたイタリア代表MFアレッシオ・チェルチもこの日途中出場となった。

 FWステファン・エルシャラウィ、DFマッティア・デシリオのイタリア代表コンビも長期離脱中。オランダ代表MFナイジェル・デヨングは約1カ月ぶりに復帰したが、さらなる故障者が出てしまった。

 エンポリ戦の前日記者会見で“野戦病院”と化したチーム状況を嘆いたインザーギ監督だが、故障者続出の流れはいまだ止まらないようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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