闘莉王が2発、キャリアハイ12得点目と大活躍! 古巣の名古屋戦で3-1勝利に貢献

ダイビングヘッドで先制点を決めた闘莉王、リーグ戦3試合連続弾

 闘将が古巣・名古屋に己の力を誇示した。J2リーグ第24節、京都サンガ対名古屋グランパスが22日行われ、元日本代表DF田中マルクス闘莉王が古巣の名古屋相手に2得点を叩き込むなど3得点に絡み、3-1の勝利に大きく貢献した。

 風間八宏監督が率い、パスワークで勝負する名古屋に対して、先発した闘莉王はDF登録ながら前線で起用された。これがいきなり奏功したのは前半11分のことだった。左サイドでボールを持ったFWエスクデロ競飛王のアーリークロスに対して、ファーサイドのFWケヴィン・オリスが折り返す。これに躊躇なく飛び込んだ闘莉王が気迫満点のダイビングヘッドシュート。これがゴール右隅に突き刺さる。闘莉王にとってリーグ戦3試合連続ゴールで京都は先制点をものにした。

 闘莉王は先制後も前線での激しいフォアチェックを欠かさないなど闘志満々のプレーを見せた。しかし34分、名古屋も得意のパスワークでつなぎ、最後はMFガブリエル・シャビエルの移籍後初ゴールで1-1の同点とされる。

 しかしその2分後、再び闘莉王が得点に絡む。左サイドのクロスに対してオリスがシュートを放ったが、相手DFがブロック。しかし球際で反応した闘莉王がスライディングで飛び込んでこぼれたところ、FW小屋松知哉がプッシュして勝ち越し。小屋松にとっても古巣相手のゴールで2-1と再び勝ち越してハーフタイムを迎えた。

 

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