バルサの11歳日本人が4年後へ「選ばれたら嬉しい」 15歳で目指すW杯出場…スペイン開催に思い

バルセロナの下部組織ラ・マシアに所属する西山芯太くん
バルセロナの下部組織ラ・マシアに所属する西山芯太くん

下部組織に所属する西山芯太くんが素直な思いを明かした

 スペイン1部バルセロナの下部組織「ラ・マシア」に所属する西山芯太くんが現在地と将来の大きな野望を語った。今季からインファンティルB(U-13)に昇格した11歳の神童は都内で体幹トレーニングの第一人者として知られる木場克己トレーナーの指導を受け、スペインなどで共催される2030年ワールドカップへの思いなどを明らかにした。

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「今年は(チームでの優勝に加えて)20ゴール・20アシストくらいを目指したいと思っています。楽しみながらも自分の100%を出して良い成績を残したいです」

 東京・江東区の「KobaトレSTUDIO」で木場氏から直接指導を受けた西山君は声を弾ませた。

 神童が見据える数字もすでに一歩先。昨季は飛び級で1つ上の年代となるインファンティルC(U-13プリファレンテ)に登録され、リーグ戦26試合13ゴール11アシストという圧倒的な数字を残した。チームを優勝へと導き、今季は自身初となる同年代のカテゴリー(U-13オノーレ)に挑む。昨季の登録メンバーから選手が4人入れ替わるなど名門ならではの厳しい競争を強いられているが、慢心はない。

 刺激を受けているのは日々のトレーニングだけでない。地元スペインが優勝した北中米W杯決勝もリアルタイムで観戦。「すごく刺激を受けた」と目を輝かせた。

「好きな選手はラミン・ヤマル(バルセロナ)ですが、ピッチに立っていた選手みんなが試合に積極的に関わっていて、すごく良かったです」

 世界の頂点を争う戦い、日本代表の戦いぶりを目に焼き付け、将来のビジョンもより明確になった。目標として掲げるのは、憧れの存在でもあるヤマルが歩んだ道の「バルセロナのトップチームデビュー」、そして日本代表としてのW杯出場だ。

 特に、4年後となる2030年W杯は現在の生活拠点であるスペインなど3か国での共催となる。まさにホームとも言える舞台だけに特別な思いもある。

「日本代表のメンバーも個人個人が強く戦えていたし、チームとしてもまとまっていて本当に良いチームだなと感じました。(2030年大会に)自分の100%を出して選ばれたら本当に嬉しいです。スペイン開催なので(選出を)意識できるようなレベルに成長したいです」

 これまでのワールドカップ最年少出場は、1982年スペイン大会で北アイルランド代表ノーマン・ホワイトサイドが記録した17歳41日。西山君が15歳で飛び級選出となれば、最年少記録を大幅更新する快挙となる。

 日本では東京・江東区の「KOBAトレSTUDIO」でハードな体幹トレーニングを終え、8月21日からは千葉県内で開催される「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ」にバルセロナの一員として参戦する予定。かつてスペイン代表MFヤマルや久保建英も出場した“登竜門”の大会で、世界中の注目を一身に浴びる。背負うのはバルサの栄光の背番号11。地道な努力を続け、頂点へ向かって階段を力強く登っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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