テニス世界王者マレーが選出「サッカーベスト11」 豪華絢爛な陣容、現役選手は7人

守護神は迷うことなくブッフォン、中盤はポゼッションサッカーを誇った3人

 サッカーを愛するトップアスリートは数多い。その代表格として知られるのはスコットランド出身で現在男子テニスの世界ランキング1位の座に君臨するアンディ・マレーだ。スコットランド人のマレーはハイバーニアン、アーセナル、バルセロナのサポーターとして知られるなか、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」で“マレー流ベスト11”を披露している。

 まず守護神に迷うことなくGKジャンルイジ・ブッフォンを挙げた。「センターバックはとても難しいな……」と話しつつも、「セルヒオ・ラモスはグレートなセンターバックだよね」と選出。その相棒は「ピケ? ジョン・テリー?」とインタビュアーが列記したものの、被せるように「リオ・ファーディナンドだね。でもセルヒオ・ラモスとピケも良い関係性だよね」とマンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えたセンターバックを挙げつつ、無敵艦隊コンビも称賛した。

 続いて中盤だが、「バランスを考えてね」と言われて悩んだ様子のマレー。ここで思い切った選択肢を取った。「タフな質問だなあ……。バルセロナのような形がいいね。ブスケッツ、シャビ、イニエスタで」と、ペップ・グアルディオラ監督体制下で最強のポゼッションサッカーを誇ったバルサのトライアングルで固めた。

 最後はFWだ。自らも世界トップに君臨するとあってか、サッカー界で鎬を削る2人の天才FWクリスティアーノ・ロナウドとFWリオネル・メッシの名前を挙げた。最後の1人として挙げたのはティエリ・アンリだった。アンリが所属した当時のアーセナルはリーグ無敗優勝を果たしたこともあった。マレー自身も「信じられないチームだったよね」と語り、その象徴としてアンリを選んだようだ。

 

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