ベンゲル政権「アーセナル歴代9番」の成否を英メディア判定 神戸加入ポドルスキの評価は…

過去10人のうち、実に6人が「失敗」

 ベンゲル政権9人目の9番は、J1神戸入りした元ドイツ代表FWポドルスキ。2012シーズンにケルンから加入し、60試合で19ゴールを挙げたストライカーは、タイトルこそFAカップの一度だったが、ロッカールームでの明るいキャラクターも高く評価され、「彼のピッチ上での貢献は再建時のアーセナルを牽引するものだった」と称賛されている。

 そして、ラカゼットの先代にあたる9番がガリシア代表FWのルーカス・ペレスだ。デポルティボでゴールを量産したテクニシャンは、カップ戦では結果を出した反面、ターンオーバーに踏みきれなかったベンゲル采配の影響で出番を伸ばせず、「失敗」判定となった。今季、背番号は28とされているが、スペイン復帰が濃厚とされている。

 ベンゲル政権における過去10人の9番のうち、実に過半数の6人が「失敗」と検証されている。リヨンでゴールラッシュを見せたラカゼットは、入れ替わりの激しいガナーズの9番をまとい、成功の道を辿ることはできるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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