強気のナスリがチェルシーに“口撃” 「彼らはスペシャルでも何でもない」

逆転優勝を諦めない男

 プレミア2位のマンチェスター・シティMFサミル・ナスリが、首位チェルシーに「スペシャルでも何でもない」と激しい“口撃”を仕掛けた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 残り13試合で勝ち点7差をつけられているが、フランス人アタッカーは強気だった。

「僕はモウリーニョの大ファンだけど、チームには全く感銘を受けない。もう2試合戦って、1試合目は10人で数的不利になってしまったけれど、我々が上回っていた。スタンフォード・ブリッジでこの前、戦ったけれど、我々が上だった。彼らの試合を見たけれど、ファンタスティックには思えな かった。単に強くていいストライカーが前線にいるだけ」

 今季直接対決では内容的に押しながらも2引き分けに終わっているチェルシーに対し、昨季王者のマンCの試合内容における優位性を普段から強気なナスリはそう強調した。

「僕にとって、彼らはスペシャルでも何でもない。彼らはそのうちミスを犯すだろう。我々はしっかりとパフォーマンスを発揮して、自分たちの試合で勝つ。そして、何が起こるか見てみよう。タイトル争いはシーズンの最後までもつれ込むだろう。10試合を残して優勝するチームなんてないからね」

 「スペシャル・ワン」をかつて自称したモウリーニョ監督の率いる首位チェルシーがスペシャルでないと断言した、ナスリは残り13試合で、チェルシーの取りこぼしを 期待していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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