メリーノがビジャと並ぶ快挙「子供の頃のアイドル」 2戦連続の劇的弾も「まだ信じられない」

ミケル・メリーノがガッツポーズ【写真:ロイター】
ミケル・メリーノがガッツポーズ【写真:ロイター】

スペイン代表としてW杯のラウンド16と準々決勝の両方で得点

 北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月10日に準々決勝が行われ、スペイン代表がベルギー代表と対戦し、2-1で勝利した。試合終盤に劇的ゴールを決めたMFミケル・メリーノが取材に応じた。かつてのストライカーである元スペイン代表FWダビド・ビジャとのエピソードを明かし、「子供の頃のアイドル」と強い憧れを口にした。

 スペイン代表としてW杯のラウンド16と準々決勝の両方でゴールを決めたのは、ビジャと、今回劇的な一撃を決めたメリーノの2人だけだという。偉大な先輩と肩を並べるデータについて問われると、メリーノは「子供の頃、休み時間に友達とサッカーをして遊ぶ時は、いつもダビド・ビジャかフェルナンド・トーレスを選んでいた」と回顧。同世代の多くの選手たちと同様に、ビジャのプレーをよく見て育ってきたと語った。

 ちょうどロサンゼルスでの練習にビジャ本人が訪れていたが、対面は叶わなかった。メリーノは少し違和感を抱えたまま練習を終え、そのまま医療スタッフのところへ直行したためだという。憧れの存在とのすれ違いに「話ができなくて残念に思った」と率直な思いを吐露。それでも、「自分のプレースタイルに新たな引き出しを加えて学ぶために、あらゆる選手たちを観察するようにしている」と、かつてのアイドルたちを意識しながら貪欲に成長を求めている。

 過去のEURO準々決勝のドイツ戦に続き、主要大会の決勝トーナメントで3ゴール目という勝負強さを見せている。「偶然を信じることもあるが、これは偶然ではない」と語るメリーノは、「もし重要な局面で3つのゴールが自分のところにやってきたのだとすれば、それは出番が来た時のためにしっかりと準備しているからだ」と力強く言い切った。「もう一度同じことが起きるのは非常に難しい」と冷静な視点を持ちつつも、日々の入念な準備が結果に結びついていることに手応えを感じている。

 第一子の誕生や移籍、そして家族のサポートなど、ピッチ外でも大きな幸せを感じている。「まだ信じられないというか、自分は本当に幸運。この瞬間を生きていること、さらに家族がここにいてくれることを特権のように感じている」と感謝を口にする。公私ともに充実の時を過ごす背番号は、「サッカーのピッチに立つ時はいつでも、自分は準備ができている」と力強く宣言し、さらなる高みを見据えた。

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