英代表クアンサーの2試合出場停止が決定 バログンは保留、FIFA決定に現地賛否「議論を呼んでいる」

クアンサーはベスト16メキシコ戦で一発退場
イングランド代表DFジャレル・クアンサーは、現地時間7月9日にFIFAから2試合の出場停止処分を科された。これにより、準々決勝のノルウェー戦と、勝てば進出する準決勝も欠場することになる。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」は「クアンサーへの2試合の出場停止処分は完全に異論のないものだ」と報じ、処分の正当性を指摘した。
クアンサーは現地時間7月5日に行われた北中米ワールドカップ決勝トーナメント2回戦のメキシコ代表戦(3-2)に右サイドバックとして先発出場したものの、後半の早い段階で退場処分を受けていた。大会規定の第10.5条に基づき、次戦の準々決勝は自動的に出場停止となるが、FIFAは規律規定の第69条に従ってさらに1試合の出場停止を追加したと発表している。負傷したリース・ジェームズの代役として2試合に先発していたクアンサーの離脱により、チームの右サイドバックはジェド・スペンスのみとなった。
現地メディアは、クアンサーのメキシコ戦での激しいタックルが乱暴な行為による明確なレッドカードであったとし、「退場処分に加えた2試合の出場停止は妥当に見える」と評価している。
しかし同時に、「議論を呼んでいるのは、FIFAが先週の日曜日に下した決定だ」とこの決定が議論を呼んでいる背景についても言及した。アメリカ代表のFWフォラリン・バログンが退場処分を受けながらも、FIFAが処分の執行を1年間猶予する異例の措置を取って次戦に出場させた前例を引き合いに出し、FIFAの対応の一貫性の欠如を問題視。そのため、今大会のFIFA規定には、レッドカードに対してチームが異議を申し立てる仕組みは存在しないが、イングランドサッカー協会(FA)はこの処分に対する対応を検討していた。
チームは現地時間7月11日にマイアミでノルウェー代表との準々決勝に臨む。23歳の若きディフェンダーを欠くなかで、チームは準決勝へと駒を進められるだろうか。




















