ベルギーが「世界中から応援された」 “異例の状況”を現地報道「前代未聞の茶番劇に巻き込まれた」

ベルギー代表がベスト8に進出【写真:ロイター】
ベルギー代表がベスト8に進出【写真:ロイター】

ベルギーはラウンド16でアメリカに4-1と圧勝

 サッカーベルギー代表は現地時間7月6日、北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド16でアメリカ代表と対戦し、4-1の圧勝を収めた。この結果、ベルギーは歴史上4度目となるW杯ベスト8進出を達成。ベルギーメディア「De Standaard」は「FIFAの強硬な姿勢とは裏腹にベルギーが圧倒」「前代未聞の茶番劇に巻き込まれた」と言及している。

 試合は序盤からベルギーが押すと、同9分にサイドを崩してクロスからFW シャルル・デケテラーレが押し込み先制に成功。同31分にFKで同点に追い付かれたが、直後に再び勝ち越した。後半にも相手のミスを突き追加点を奪い、終了間際にもダメ押し点を決めて4-1で快勝を収めた。

 また、出場停止処分が保留となって注目を集めたFWフォラリン・バログンの起用についても触れつつ、「ベルギーは世界的な同情など必要とせず、アメリカを4-1で打ち破った」と称賛し、「ピッチ上でのベルギーの回答は、それ以上に威厳に満ちたものだった」と、逆境を跳ね返した戦いぶりを高く評価した。

 同メディアは「トランプ米大統領の要求に屈するという、前代未聞の茶番劇に図らずも巻き込まれた。FIFAがそれに応じたことは、世界中のサッカーファンや関係者の怒りを買った」と報じ、「世界中の多くの人々から応援され、精神的な支えを受けながら、異例の状況下で緊迫した試合に臨むことになった」とベルギーが世界中から応援されていた状況にも触れていた。

 逆にアメリカについて、「キックオフ直後から、バログンを先頭とするアメリカの選手たちは、まるで鉛の靴を履いているかのように動きが鈍かった。開催国からのプレッシャーが大きすぎたのだろうか?トランプ大統領とインファンティーノ会長の間の議論やぎこちない電話会談が、試合準備に影響を与えたのだろうか?」と、これまでのパフォーマンスとは程遠かった不調ぶりを伝えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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