涙を流したC・ロナウド「最後のW杯だった」  スペインに0-1惜敗を受け止め「ベストを尽くした」

クリスティアーノ・ロナウド【写真:徳原隆元】
クリスティアーノ・ロナウド【写真:徳原隆元】

「ベストを尽くしたという晴れやかな気持ちで去るよ」

 北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド16が現地時間7月6日に行われ、ポルトガル代表はスペイン代表に0-1で敗退した。試合後、FWクリスティアーノ・ロナウドが取材に応じ、「ベストを尽くしたし、後ろめたいことは何もない」と自身にとって最後となったW杯の戦いを振り返った。

 試合終盤の失点で敗退が決まったポルトガル。ロナウドはこの一戦を「非常に均衡した試合だった。私の意見では、どちらが勝ってもおかしくなかった」と回顧する。終盤にゴールを奪った相手に対して「スペインには少しばかりの運があったね」と語りつつ、「でも、それがサッカーだ。全体的には、非常に激しく戦い合った良い試合だった」と死闘を称えた。

 自身にとって最後のW杯となった今大会。「確かにこれが私にとって最後のワールドカップだった。ワールドカップをこのような形で去るのは悲しい」と率直な思いを明かしつつ、試合終了直後に感情を露わにしたことについては「普通だよ」と言及した。「これがサッカーであり、サッカー選手の人生だ。勝つ時もあれば負ける時もある。前へ進み続けなければならない」と現実を受け止めている。

 代表チームに対する深い愛情と誇りも口にした。「私はポルトガルに3つのタイトルをもたらした。自分が来る前、ポルトガルは一つのタイトルも獲っていなかったんだ。だから満足している」と胸を張る。「代表で勝ち取った最大のタイトルは2016年で、私にとってはワールドカップと同じくらいの価値があるものだ」と語り、これまでのプレーに悔いがないことを強調した。

 今後の去就については「これからのことは時間をかけて考えたい。家族と一緒に過ごし、熱くなった頭で物事を決めず、人生を歩んでいく」と慎重な姿勢を示している。それでも、取材の中で3度にわたって「ベストを尽くした」という言葉を繰り返したロナウド。「ベストを尽くしたという晴れやかな気持ちで去るよ。明日は新しい一日が始まり、人生は続いていく」と語り、前を向いた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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