鈴木彩艶、好セーブ連発も「残念」 無失点ならず…ブラジル戦はPK視野「しっかり準備」

決勝トーナメントは「僕たちとしては決勝だと思って臨むだけ」
日本代表GK鈴木彩艶は、現地時間6月25日に北中米共催ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終戦、スウェーデン代表戦にフル出場するとファインセーブを連発した。試合後には「最終的に負けていないところが大事」と話し、決勝トーナメント初戦のブラジル代表戦を「僕たちとしては決勝だと思って臨むだけ」と見据えた。
鈴木は3試合連続で今大会スタメンのピッチに立った。特に後半は際どいシュートを何本も弾き出す活躍ぶりで、試合は1-1で引き分けたものの際立ったプレーを見せた。
そうしたプレーぶりについて鈴木は「2試合目はクリーンシートでしたけど、今日のゲームでクリーンシートを達成できなかったというのは、キーパーとして結果を見たら残念です」と謙遜しつつも「最終的に負けていないというところはプラスだと思います」と、チームとしての成長ぶりも同時に話した。
鈴木はA代表に選出され始めた当時にはミスが目立ってしまうこともあったが、試合中のメンタルについて「失点したことを頭に残すのではなく、頭をクリアにしてプレーできたというところが、最後まで集中力を高く持って防げた要因かなと思っています」と話す。そうした姿勢を最後方から見せることで、守備陣の中心としても存在感を放っている。
決勝トーナメント初戦では、現地時間6月29日にW杯最多5回優勝を誇るブラジルとの対戦が決まった。鈴木は「決勝トーナメントでも、僕たちとしては決勝だと思って臨むだけだと思います。次の試合からは90分だけではなくて、延長、PKというところで、1試合全体を通して、僕としては勝てるようにしっかりと準備していきたいです」と、その戦いを見据えた。
グループリーグで3試合連続ゴールのFWヴィニシウス・ジュニオールらの強力攻撃陣と対峙するゲームでは、守護神の活躍は欠かせない。「どんな戦い方でも結果がついてくるというところは、3試合を通して分かったことだと思うので、次のブラジルが強い、素晴らしいチームだということは分かっていますけど、自分たちがやるべきことをしっかりやれば必ず勝てると信じて、中3日という厳しい中ですけど、日本らしく戦いたい」と話す鈴木が、サッカー界の“王国”を相手に、イタリア1部セリエAのパルマで磨いてきた実力を見せる機会が迫っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)

















