ブラジルか、モロッコか 運命のスウェーデン戦「予想先発」…敵将警戒の“サイド”が鍵「強力」

日本代表はダラスで最終節スウェーデン戦に臨む
日本代表は現地時間6月25日、アメリカ・テキサス州のダラス・スタジアムでFIFA北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ第3節のスウェーデン戦に臨む。MF久保建英の2試合連続欠場が決定している一戦では、グループの順位が決定する。1勝1分の無敗で迎える最終節は決勝トーナメント進出に向けて、総力戦となる。
4-0の大勝を飾ったチュニジア戦から中4日。森保ジャパンが目指すのは「絶対勝利」だ。指揮官は前日24日の公式会見で「勝つことを基本に考えた試合」としつつも「絶対1位通過、もちろん1位通過を目指したいという気持ちはありますけど、大量得点を狙いに行って、チームのバランスを崩して、選手起用を変えて、チームのやっていることが逆にバラバラになる、ということのほうがリスク」と、無理はしない方針。F組2位の日本は逆転の1位通過ならC組2位のモロッコと、2位通過ならC組1位のブラジルと対戦することになる。勝ち点3を目指しつつも、今大会徹底している“一体感”を高める試合に重点を置く。
警戒すべきは相手の強力な2トップ。プレミアリーグで活躍するアーセナル所属のFWヴィクトル・ギェケレシュとリバプールのFWアレクサンデル・イサクをいかに抑えるかが鍵の1つになる。森保監督は1戦目と2戦目で3バックの先発を変更。オランダ戦(2-2)では、伊藤洋輝・谷口彰悟・渡辺剛が組み、チュニジア戦(4-0)では伊藤洋輝・板倉滉・冨安健洋が並んだ。スウェーデン戦でもローテーションする可能性がある。渡辺は「組み合わせは違っても違う良さが出てくると思う。適応能力が高い選手が多い」と自信を持った。
また攻撃はサイドからの仕掛けに注目。スウェーデンはオランダ戦で連続して失点しており、相手のグレアム・ポッター監督も「日本のウイングが強力」と警戒していた。相手の最終ラインはスピードに対応しきれなかった場面もあり、前田大然や伊東純也らの持ち味が生かせる。伊東は「シャドーに入る選手はうまく走ってポケットで受けられるようにするもが大事かなと思います」と話し、渡辺も「(サイドから攻められることに)自信がなくなっている様子は見て取れる」と日本の強みを生かせると分析した。
さらにポッター監督は「中盤もウイングと同様に強い」と言及。チュニジア戦で圧倒的なパフォーマンスを発揮した佐野海舟と田中碧のコンビが得点を演出した。続けて起用される可能性があり、2試合連続ゴール中の鎌田大地が日本人初のW杯3戦連発を達成するのかにも注目が集まる。
エースの上田綺世も絶好調。W杯初得点を含む2発に満足しておらず「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締める。森保監督は「どういうチームと決勝トーナメントで当たったとしても、まずは自分たちがやるべきことをしっかり続けていくということを考えられる今のチーム状態。自分たち次第でどういう形でも強豪と戦えて、どこにも勝つということも可能。まずは自分たちのやるべきことをしっかり考えて戦いたい」。森保監督就任後、欧州勢には8勝2分という圧倒的な成績を持つ。90分間で戦い抜く森保ジャパンの力に期待が懸かる。

















