板倉滉が誓う「ブレずにやりたい」 選手MTGは見送り…優勝への道のり「まだ始まったばかり」

板倉滉がグループ最終節に向けて決意を話した【写真:徳原隆元】
板倉滉がグループ最終節に向けて決意を話した【写真:徳原隆元】

気の緩みなくスウェーデン戦へ向かう

 森保一監督率いるサッカー日本代表は現地時間6月24日、FIFA北中米ワールドカップ(W杯)グループF第3節のスウェーデン戦に向けて前日練習を行った。練習後に主将のDF板倉滉が取材に応じ、グループ最終節に向けた思いを語った。

 ここまでオランダ戦、チュニジア戦を戦い抜いてきた中で、板倉は「優勝を目指しているけど一戦一戦っていうところ。そこに対してのブレっていうところは絶対出ちゃダメ」と口にし、「ブレずにやりたい」と力を込めた。

 第2戦のチュニジア戦では4-0で快勝。中3日で移動も伴うスウェーデン戦は、1位、2位、3位の突破順位によって今後の会場や対戦相手が変わる重要な一戦となる。相手は勝ち点1以上が必要な状況であり、終盤にはロングボールを放り込んでくる展開も予想される。板倉は「前がかって攻撃に人数をかけてくる分、奪ったあとっていうところは大事になってくる」と相手の出方を分析しつつ、「まずはディフェンスとしてそこを抑えるところ。あとはカウンターの時のリスク管理は第一にやらないといけない」と引き締める。

 ここまでの戦いで手応えを感じているのが、チーム全体での守備の連動だ。「ベースにあるのが、前線からの守備っていうところが間違いなくあって」と振り返り、「今いいのは本当にコンパクトにできてるっていうところと、行く時行かない時っていうところがはっきりできてる」と現状を評価。「行く時は全員が連動して動いてくれるし、中盤の二人だったり真ん中入った時の両センターバックのポジションがいいから、自信を持って行ける」と語り、チームとしての組織的な守備が機能していることに自信を覗かせた。

 キャプテンとしての立ち振る舞いもチームを支えている。チュニジア戦の大勝後も「そこで緩むことはないし、みんなが次のスウェーデン戦にフォーカスしている」とチームの雰囲気を察知し、あえてスウェーデン戦前の選手ミーティングは実施しなかった。試合前の声出しについても「自分を鼓舞しているのもあるし、チームとしてもう一回ベースのところは絶対怠らずやろうよっていう気持ちで入ってます」と明かし、ピッチ内でも給水タイムやプレーが途切れたタイミングで声を掛け合い、コミュニケーションを絶やさない姿勢を強調した。

 ターンオーバーへの考え方についても「誰が出てもやれる準備はしてる」とチーム状態の良さを口にし、「まずは本当に全力でこのスウェーデン戦に向かっていく」と目の前の試合に集中する。大会前から掲げている目標についても「全然変わってないです。まだ始まったばかりというか」と冷静だった。

 そして、「自分たちが目標にしているところが、グループリーグ突破だけじゃないし、優勝見ている」と高い志を示しつつ、最後は「ベースが崩れないというか、チームとしてブレないっていうところが大事」と改めて決意を込め、力強く前を見据えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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