アルゼンチン監督「私がそう決めている」 メッシへ寄せる”絶大な信頼”「プレーしなければならない」

アルゼンチン代表のスカローニ監督【写真:徳原隆元】
アルゼンチン代表のスカローニ監督【写真:徳原隆元】

アルゼンチン代表スカローニ監督がメッシに言及

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間6月22日の北中米共催ワールドカップ(W杯)オーストリア代表戦で2ゴール。W杯通算最多得点の新記録を達成した。リオネル・スカローニ監督は「レオはプレーしなければならない。それは私がそう決めているからだ」と、絶対的な存在として起用している方針を語った。

 初戦でアルゼンチンはFWリオネル・メッシのハットトリックによりアルジェリア代表に3-0で勝利した。ドイツのミロスラフ・クローゼによるW杯史上最多の通算16得点に並んだことでも大きな話題になっていた。そしてこのゲームでは前半立ち上がりにFWラウタロ・マルティネスが獲得したPKのキッカーに立ったが、まさかの枠外への失敗となった。

 それでも前半38分、アルゼンチンは左サイドに展開するとDFファクンド・メディナのクロスをFWチアゴ・アルマダがスルーし、走り込んできたメッシが左足で合わせてラストパスを中央で合わせゴール。W杯通算17得点の新記録を達成した。さらに後半アディショナルタイムに、自身のシュートのこぼれ球を自ら蹴り込んで、自身が作った新記録を早くも更新して通算18ゴールに伸ばした。試合はアルゼンチンが2-0で勝利した。また、この日のゴールでW杯出場試合連続ゴールを6試合に伸ばし、これも最多タイになった。

 試合後の記者会見でスカローニ監督はメッシによるPK失敗の影響について問われると「もちろん、数分間は少しバランスを取り戻す必要があった」としたものの、「ただ、レオがスイッチを入れると、周りの選手たちもみんな反応するんだ。チーム全体が動き出すんだよ」と、その悪いムードを断ち切ったのもまたメッシであると明かした。

 後半にはPK獲得のラウタロとFWフリアン・アルバレスの交代があった。メッシを含めた3トップ起用の可能性について問われた指揮官は「良い質問だ」として、「私としては3人を同時に使いたい気持ちはある。3人とも大好きな選手だから。ただ、サッカーでは守備もしなければならない」と応じた。

 そして「レオはプレーしなければならない。それは私がそう決めているからだ」と、メッシを固定的に起用することを明言。そのうえでアルバレスとラウタロについて「彼らはスペインとイタリアで得点王になった選手たちである、難しい決断だ。しかし、最も大事なのはチームだ。彼らはプレーしたい気持ちを持ちながらも、この状況にとてもうまく対応してくれている」と話した。

 メッシは開幕2試合で5ゴール。すでに決勝トーナメント進出を決めたものの、次戦のヨルダン戦もメッシを継続起用するようならさらに記録を伸ばしても全く不思議ではない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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