圧巻2ゴールの上田綺世がMVP 同じく満点評価は“中盤コンビ”…チュニジア戦の「パフォーマンス査定」

チュニジア戦の出場メンバー16選手を5段階査定
日本代表は現地時間6月20日、メキシコ・モンテレイのエスタディオ・モンテレイでチュニジア代表と対戦し、4-0で圧勝した。W杯通算1000試合目のメモリアルマッチでチュニジアを圧倒し、決勝トーナメント進出に大きく前進した。この試合に出場した全16選手のパフォーマンスを5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
◇ ◇ ◇
<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★☆☆
冷静なビルドアップで先制点の起点となる。左右両足でしっかりとセーフティファーストのクリアーで陣地を回復した。守備機会は少なかったが前半終了間際のロングスローの処理シーンでは、被ファウルとなる状況で的確にパンチングを選択。後半もハイボールをしっかりキャッチし、安心感を与えた。
<DF>
■冨安健洋(アヤックス)=★★★★☆(→後半34分OUT)
相手のキーマンとなるメイブリを封殺。対人守備や空中戦の強さに加え、後半の序盤のやや悪い流れの時にはチーム全体に集中を促す指示を最後尾から送り出して気の緩みが起こることを許さなかった。
■瀬古歩夢(ル・アーヴル)=★★★☆☆(←後半34分IN)
遠藤航の離脱後、ボランチでの起用が有力視されていたなかで本職の最終ラインで起用される。安易なパスミスもあったが、ここで出場時間を得られたことは今後につながりそうだ。
■板倉 滉(アヤックス)=★★★★☆
最終ラインの中央に入って最終ラインを統率。冨安が前に行った際やサイドにボールが送られた際には的確なカバーリングでピンチの芽を摘んだ。交代出場した選手たちにも声をかけ続け、クリーンシートに貢献した。
■伊藤洋輝(バイエルン)=★★★★☆
左サイドで堅い守りを見せ、中村が攻撃力を活かせるようにしっかり支えた。前に出て行った際にも確実に相手のプレーを切って、チームメイトたちが引いてくる時間をしっかりつくった。
<MF>
■佐野海舟(マインツ)=★★★★★
ボランチのパートナーが代わったなかでも、変わらない安定感あるパフォーマンス。豊富な運動量と強度の高い守備をいつもどおり90分間にわたって続ける。終盤まで走り抜き、上田のヘディング弾を柔らかいクロスからアシストした。
■田中碧(リーズ)=★★★★★
盟友・三笘の背番号を背負って先発し、エリア内で冷静につないで先制点に関与。ピッチ上を広く動いて、まさにボックス・トゥ・ボックスに渡る働きぶり。精度高くパスを配球しながら3列目からゴールも狙い続け、ピンチの際は自陣で身体を張った守備を見せる。
■堂安 律(フランクフルト)=★★★★☆(→後半29分OUT)
シャドー起用も予想されたなか、右ウイングで連続先発出場。守備的な選手顔負けの対人の強さを見せて第1戦に続いて対戦相手を厳しく見張る。ロングボールが送られた際のハイボール対応もしっかりしていた。
■鈴木淳之介(コペンハーゲン)=★★★☆☆(←後半29分IN)
左ウイングバックで投入される。背後を狙ってくる相手のハイボールを跳ね返し、与えられたクローザーの役割をこなしきった。後半34分には積極的な守備でボールを奪った。
■中村敬斗(スタッド・ランス)=★★★★☆(→後半34分OUT)
開始早々に左サイドを切り裂いて、日本のW杯史上最速ゴールを演出する。伊藤が中盤に出て相手を潰しに行った際にはしっかりと背後をカバーし、好連携を見せた。後半のハイドレーションブレイク後には短時間ながらシャドーの位置でプレーした。
■鈴木唯人(フライブルク)=★★★★☆(←後半34分IN)
スタメン出場も予想されたなかでの途中出場。ファーストプレーからエンジン全開で、ファウルを取ってもらえなかったものの積極的に仕掛けた。推進力をしっかり見せ、攻撃のカードとして存在感を示す。
■伊東純也(ゲンク)=★★★★☆
負傷の久保に代わって右シャドーで先発。鋭いドリブルや精度の高いクロスでチャンスを作り出す。流れが停滞していたなか、見事なラインブレイクから試合を終わらせる3点目を確実に決めきる。
■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★★☆(→後半29分OUT)
2列目で起用されてオランダ戦に続く連続ゴールで日本の大勝を呼び込んだ。軸足の裏からシュートを放つテクニカルな一撃の場面を含め、ゴール前に入りこんで相手の脅威に。ボールを失った際の高い位置での守備も効いていた。
■菅原由勢(ブレーメン)=★★★☆☆(←後半29分IN)
右ウイングバックで途中出場。短い時間ながらもポケットに入っていく攻撃面、相手を食い止める守備面でも、試合を締めくくる役割をやりきった。
<FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★★★(→後半40分OUT)
前半31分に右足を振り抜き、相手DFの股を抜くスーパーゴールでエールディビジ得点王の実力を見せつける。後半38分には脅威の滞空時間からのヘッドで自身2点目を決めた。伊東のゴールをアシストする浮き球のパスを含め、文句なしのMVP。
■後藤啓介(シント=トロイデン)(←後半40分IN)
出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点はなし。














