日本代表が越えたい「0/6」の壁 鬼門のW杯第2戦…歓喜のシーンは過去に「2」 海外開催の呪縛解けるか

北中米W杯に挑む日本代表【写真:徳原隆元】
北中米W杯に挑む日本代表【写真:徳原隆元】

日本時間21日に第2戦チュニジア戦

 北中米ワールドカップ(W杯)のグループリーグ(GL)初戦でオランダと壮絶な戦いを繰り広げ、2-2の引き分けに持ち込んだ日本代表。次戦20日(日本時間21日)のチュニジア戦はGL突破を左右する一戦となる。しかし、日本代表の歴代成績を紐解くと、「第2戦」には重いジンクスが存在しているのをご存知だろうか。

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 実は、日本がW杯の第2戦で勝利を手にしたのは、稲本潤一のゴールで日本中が熱狂した2002年日韓大会のロシア戦(横浜)のみ。それ以外の大会、つまり海外開催のW杯6大会に限って言えば、3分3敗と一度も勝ち星を挙げられていないという事実がある。

 海外開催での「0/6」という未勝利記録に加えて、もう一つ浮き彫りになるデータがある。それが極端な得点力不足だ。

 勝利がない6試合のうち、実に5試合で無得点(完封負け、あるいはスコアレスドロー)に終わっている。海外開催の第2戦で日本が唯一ゴールネットを揺らしたのは、乾貴士と本田圭佑が得点を挙げた2018年ロシア大会のセネガル戦(2-2)のみ。6試合トータルで奪った得点は、たったの「2」だ。

 W杯の第2戦は、初戦の結果を受けて相手も死に物狂いで勝ち点を取りに来るため、大会を通じても特有の難しさがあるシチュエーションだ。

 相手が退場者を出し数的優位に立ちながらも1点が遠かった2014年のギリシャ戦や、初戦でドイツというW杯優勝経験国を撃破しながらも、ターンオーバーを採用して足をすくわれた2022年のコスタリカ戦など、この「第2戦の呪縛」に苦しめられた試合はファンの記憶にも新しい。

 今回の北中米W杯でベスト8以上、さらには優勝という結果を望むには、グループステージでの盤石な戦いが不可欠となる。勝ち点を計算するうえでも、海外W杯での「第2戦の壁」はどうしても乗り越えなければならない試練と言えるだろう。

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