日本戦で起きた愚行ファウル「私ならレッドを出す」 元主審が怒り「これはサッカーじゃない」

日本代表の谷口彰悟【写真:徳原隆元】
日本代表の谷口彰悟【写真:徳原隆元】

オランダ代表FWデパイのDF谷口彰悟に対するファウルが物議

 オランダ代表FWメンフィス・デパイは、現地時間6月14日に行われた日本代表戦(2-2)に途中出場した。試合終盤にDF谷口彰悟に対して激しいファウルを見舞った場面が物議を醸しており、オーストリアの大衆紙「クローネン・ツァイトゥング」は「これはサッカーではない」と問題視している。

 物議のシーンは2-1でオランダがリードして迎えた後半38分だった。途中出場のデパイは谷口とのマッチアップで高く飛び上がり、肩から顔面に突っ込んだ。しかし、アメリカ出身のエルファス主審はイエローカードを提示するにとどまり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も介入しなかった。32歳DFにとっては幸運な判定となった。

 現地の生中継で解説を務めたヘルゲ・パイヤー氏は、このプレーに対して「意図的で全く不必要だ」と即座に非難した。さらに試合後の分析番組でも、元審判員のトーマス・シュタイナー氏が「あれはサッカーとは関係ない」と指摘している。

 シュタイナー氏は「筋肉質な腕で日本人の頭部に完全にぶつかっていった」と場面をレポート。そのうえで「顔面に対してあのような攻撃が起きたなら、少なくとももう一度映像を確認しなければならない。なぜVARがイエローカードの判定を受け入れたのか、私には理解できない。私ならレッドを出していただろう」と述べ、危険なプレーを見逃した判定に苦言を呈していた。

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